
養鶏場の現状について
日本最大の養鶏企業の飼育密度は285㎠/羽で、これは15㎝×19㎝しかなく、鶏の大きさより小さいんです。当然、鶏の自然な行動は一切出来ず、常に檻や別の鶏にぶつかり続け、そのすし詰め状態の中で一生その空間を出ることは叶わず、 ご飯を食べて糞をし、卵を産み、寝る生活を繰り返しています。もちろん運動も日光浴もできず、とても不健康な状況だと思います。

それに対して世界で国際的な共通認識となっているアニマルウェルフェアという考え方がります。
アニマルウェルフェアとは動物の身体的・精神的な状態を重視し、本来の習性にあった生活を営むことを目指す考え方で、現在の動物福祉政策の基準です。
従来のケージ内で飼育する方法がアニマルウェルフェアの考え方に反しているという考えのもと世界的に推進されており、スイス・スウェーデン・フィンランド・ドイツなどでは すでにケージ型の飼育方法を法律で禁止、ケージ飼育された卵の売買も禁止となっている国もあり、日本の卵の生産の異常さが分かると思います。
採卵鶏の飼育方法にはアニマルウェルフェアの考えに近い順に「放し飼い」、「平飼い」、「エンリッチドケージ」、「バタリーケージ」の4つの飼い方があり、 公益社団法人畜産技術会の報告によると、日本の92%の採卵養鶏場が「バタリーケージ」を採用しているとの事です。
アニマルウェルフェアとは動物の身体的・精神的な状態を重視し、本来の習性にあった生活を営むことを目指す考え方で、現在の動物福祉政策の基準です。
従来のケージ内で飼育する方法がアニマルウェルフェアの考え方に反しているという考えのもと世界的に推進されており、スイス・スウェーデン・フィンランド・ドイツなどでは すでにケージ型の飼育方法を法律で禁止、ケージ飼育された卵の売買も禁止となっている国もあり、日本の卵の生産の異常さが分かると思います。
採卵鶏の飼育方法にはアニマルウェルフェアの考えに近い順に「放し飼い」、「平飼い」、「エンリッチドケージ」、「バタリーケージ」の4つの飼い方があり、 公益社団法人畜産技術会の報告によると、日本の92%の採卵養鶏場が「バタリーケージ」を採用しているとの事です。
1.放し飼い
屋外と鶏舎を鶏が自由に行き来できるようになている飼育方法。日中の多くを屋外で過ごすことが条件となっており、日本では放し飼いで育てられている鶏はとても少ないのが現状です。
2.平飼い
鶏舎内で放し飼いをする飼育方法。鶏は自由に運動でき、止まり木があれば羽を休めることもできる。自由に動き回れることで、ストレスが軽減できます。
3.エンリッチドケージ
エンリッチドケージとは「改良された」という意味で、バタリーケージよりも1羽あたりの飼育面積を広く設定し、止まり木なども用意したケージのこと。
4.バタリーケージ
一羽当たりの飼育面積が極めて狭く設定され、面積当たりの採卵効率に重点を置いた飼育方法。鶏の行動は極端に制限されます。
屋外と鶏舎を鶏が自由に行き来できるようになている飼育方法。日中の多くを屋外で過ごすことが条件となっており、日本では放し飼いで育てられている鶏はとても少ないのが現状です。
2.平飼い
鶏舎内で放し飼いをする飼育方法。鶏は自由に運動でき、止まり木があれば羽を休めることもできる。自由に動き回れることで、ストレスが軽減できます。
3.エンリッチドケージ
エンリッチドケージとは「改良された」という意味で、バタリーケージよりも1羽あたりの飼育面積を広く設定し、止まり木なども用意したケージのこと。
4.バタリーケージ
一羽当たりの飼育面積が極めて狭く設定され、面積当たりの採卵効率に重点を置いた飼育方法。鶏の行動は極端に制限されます。

最高の環境での飼育にこだわる
夢幻庵では、この工場的な卵の生産状況に大いに疑問を感じ、最高の環境での飼育を目指しています。
約100㎡に約300羽(3,333㎠/羽)の平飼いスペースを設け、650㎡の敷地に放し飼いすることで自由に散歩をし、砂浴び、 日光浴、自然の中で餌探しを行うなど鶏本来の行動をとることが出来ます。しかもただの放し飼いではなく、出来る限り自然の状況、 烏骨鶏達がリラックス出来るよう木々を植え森のような環境の中を自由に動き回れるよう考えています。

※鳥インフルエンザの時期は、家畜防疫対策課指導のもと感染防止の為、平飼いの状態になります。

最高の水にこだわる
宮崎県の綾町はユネスコエコパークに登録された日本最大級の照葉樹林をがあります。綾の照葉樹林は多種多様な生育環境があり、豊かな生き物がみられます。 このような豊かな森は雨を枯葉地層で濾過し、美しい湧き水を育みます。
鶏卵の76.1%は水分です。夢幻庵では、美味しい卵は、美味しい飲み水で作られるとの考えから日本の名水百選にも選ばれているこの綾の照葉樹林から生まれた天然水を採水し、 烏骨鶏の飲み水に使用しています。


最高の餌にこだわる
夢幻庵では、市販の配合飼料は使いません。鶏の餌として市販されている配合飼料は、鶏が必要とする栄養成分が含まれているので、作業効率は上がりますが、 遺伝子組み換えや添加物が含まれていたり、ポストハーベスト(収穫後に使用される農薬)の心配があるのが理由です。
人間でも烏骨鶏でも食べたもので身体は作られます。美味しい卵は、健康によい食事を与えられた鶏から産まれるという考えのもと、米糠、おから、椎茸の廃菌床を ベースに宮崎でその日に取れた天然物の魚や蠣殻、無農薬で育てたトウモロコシ、さつま芋、ニンジンなどを乳酸菌・納豆菌、酵母などで栄養素を失わないよう嫌気醗酵させ、 その他にもニラや、週に数回、黒ニンニクや、スーパーフードと呼ばれるブロッコリースプラウト、発芽させた麦など手間ひまかけて最高の食事を目指して与えています。
そのおかげでよくある鶏舎の糞などの臭いなどは、全くなく衛生的で健康な烏骨鶏が飼育されています。

米糠・おからをベースに乳酸菌・納豆菌・酵母などで嫌気醗酵させた様子。

朝早く市場で入手してきたマグロを捌いている様子。

発芽させたブロッコリースプラウト

烏骨鶏へのこだわり
烏骨鶏は中国で不老不死の食材とされ、霊鳥として王侯貴族の間だけで食されていた歴史があります。日本でも栄養価の高さから富裕層を中心に食文化が広がりました。
特徴として肉、骨、卵すべてがアルカリ性食品です。
烏骨鶏の卵の成分には、ビタミンA・B2・D・Eやオレイン酸・カルシウム・亜鉛などのミネラル類がかなり豊富に含まれており、他の鶏の卵にはない、 悪玉コレステロールを下げる不飽和脂肪酸やDHA・EPAが含まれていることが分かっています。
とくにビタミンAが多く含まれているとされるうなぎが25,000IUに対し、烏骨鶏卵は243,000IUと10倍近く含有していることや、ビタミンEは普通の卵の2~3倍の含有量と、 抗酸化作用にも期待できる卵の王様と言われています。



現在、夢幻庵ではより多くのお客様に烏骨鶏卵をお届けするために新鶏舎を建設することを目指しクラウドファンディングに挑戦しています。 私たちは可能な限りDIYで鶏舎を作り、自らの手で最高の環境を整えることで、鶏たちにとって最も快適で健康的な住まいを提供したいと考えています。 様々な特典もございますので、是非一度ご覧ください。

プロジェクトの様子はこちら
店舗情報
- ショップ名 夢幻庵
- 所在地 〒880-1114 宮崎県東諸県郡国富町三名4364-9
- TEL:0985-69-6149
- FAX:0985-69-6149
- 代表者 中馬 愛
- 店舗運営責任者 中馬 愛